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岡部宿を西へでると東海道は平坦な道のりになります。朝比奈川をこえやや進むと藤枝へと至ります。
藤枝宿は、東海道の他の宿場が一町で宿場を形成していたのは違い街道沿いの多くの町が集まって一つの宿場を形成していました。焼津港にも近いことから宿でだされる鮮魚も、また旅人の楽しみだったといいます。
ここはまた宿場であると同時に田中城の城下町でもありました。その地理的な位置から戦国時代から抗争の絶えなかった土地で、今川、武田、徳川と領主はかわっています。江戸時代になって酒井家が入城し多くの領主を経て幕末までは本多家の所領となってます。城は当時としては珍しい同心円形の城で別名亀城。現在は天守閣はなく堀の一部と平成七年に復元された「城下屋敷」があります。余談ですが、徳川家康の死因と伝えられているテンプラですが、食べたのはこの城だということです。
名産品は茶、しいたけ、ミカン。現在ではこれらの農産物の集散地としてだけではなく、静岡市のベッドタウンとしても発展しています。
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