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東海道には大井川をはじめいくつか川越をする場所がありますが、最初の川越が品川から川崎へ向かう途中の六郷川でした。現在六郷川は、多摩川として知られています。そして六郷川の渡しの収入で盛況をみせたのが川崎です。
六郷川は慶長5年 (1600年) に徳川家康によって六郷橋がかけられました。ですが度重なる洪水で補修やかけ直しが行われ、元禄元年 (1688)
の大洪水で流出しました。以来、ここには橋は架けられず渡しが置かれることになります。後にこの渡し賃は川崎宿の収入として認められることになり宿場は繁栄しました。
また江戸期は庶民の参詣が盛んになった時代です。川崎は、古くから川崎大師の名で知られる平間寺に近いということもあり、その参詣客も多く訪れたといいます。
加えて川崎には奈良茶飯という名物がありました。これは東海道を旅する人々に広くしられていました。万年屋、亀屋といった奈良茶飯を扱っていた旅籠は評判になり、江戸末期には川崎宿の本陣よりも繁栄しました。
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